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平成29年度大島町離島漁業再生支援交付金事業の実施状況

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月17日更新

 

平成29年度大島町離島漁業再生支援交付金事業の実施状況

  漁業者の減少や高齢化の進行等により、厳しい状況にある離島漁業の再生を図るため、大島町では離島漁業再生支援交付金事業を実施しています。

「趣旨」

本事業は、漁業の基盤となる漁場海域の保全と資源の確保及び、周辺水域の有効利用を行っていくための活動を継続的に展開することで漁業の活性化を図り、さらに担い手の確保と就業機会の場を築き、第一次産業である水産業の振興と地域経済の促進を図る。

「対象となる漁業集落」

町が策定した漁業集落活動促進計画に基づき、町と集落協定を締結した次の2つの漁業集落です。

集落名

協定参加世帯数

うち漁業世帯数

交付金額
(単位:千円)

大島漁業集落

90

90

12,240

元町漁業集落

21

21

 2,856

合計

111

111

15,096

「対象行為」

交付金の対象行為は、集落協定に基づいて行われる漁業再生活動です。

「事業期間」

平成27年度から31年度までの5ヵ年間です。

「取組内容」

平成29年度は次のとおりに取組を実施しました。

(1)漁業の再生に関する事項

集落名

取組内容

実施回数

大島漁業集落

操業ルールの徹底により漁場利用の統一化を図り、漁業の再生を図る。

元町漁業集落

 

(2)漁場の生産力の向上に係る取組

集落名

項目

取組内容

大島漁業集落

漁場の管理・改善

磯刈り、石灰藻刈りによる藻場の管理

磯焼け防止及び資源確保のため、集落内4地区で磯刈りを実施。内2か所では更に石灰藻刈りも行い、海藻や貝が付着しやすくしました。

元町漁業集落

漁場監視夏季期間中の禁漁区域での密漁防止のため、禁漁区の線引きを示すブイを6箇所に設置し、漁場監視を行いました。これにより、密漁の阻止だけではなく、遊泳者を含めた住民等の禁漁区に対する認識を高めました。

漁場の管理・改善

盤起こし、人工魚礁整理による藻場の管理改善

海底の泥の中に魚礁が埋まったり、波浪の影響で設置した人工魚礁が転がって海藻等が付着しにくい状況だった。埋まった魚礁をひっくり返して(盤起こし)や人工魚礁を元の場所に設置し、海藻や貝が付着しやすくしました。

 

磯刈り、石灰藻刈りによる藻場の管理漁場監視盤起こし、人工魚礁整理による藻場の管理改善
磯刈り・石灰藻刈り漁場監視

盤起こし 人工魚礁整理

3)漁業の再生に関する実践的な取組

集落名

項目

取組内容

大島漁業集落

低・未利用資源の活用

高付加価値化

販路拡大等

定置網で漁獲されるサバ等の未利用資源を加工・製品化を行い、販路拡大を図りました。島内では加工製品を岡田売店で販売したり、売店内食堂で定食として提供しました。島外は店頭や給食での取り扱いを広げるために、都内小学校等を訪問して商品紹介を行いました。
今後も島内外でのより一層の販路拡大を目指して宣伝活動等に力を入れていきます。

元町漁業集落

試験放流による生態調査自然環境が変化する中、新たに資源として活用できる魚貝類を選定するため二枚貝「あさり」の放流及び生態調査を実施しました。
 
低・未利用資源の活用等試験放流による生態調査
低・未利用資源の活用等試験放流による生態調査