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大島町離島漁業再生支援交付金事業の実施状況

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年7月6日更新

 

平成28年度大島町離島漁業再生支援交付金事業の実施状況

  漁業者の減少や高齢化の進行等により、厳しい状況にある離島漁業の再生を図るため、大島町では離島漁業再生支援交付金事業を実施しています。

「趣旨」

本事業は、漁業の基盤となる漁場海域の保全と資源の確保及び、周辺水域の有効利用を行っていくための活動を継続的に展開することで漁業の活性化を図り、さらに担い手の確保と就業機会の場を築き、第一次産業である水産業の振興と地域経済の促進を図る。

「対象となる漁業集落」

町が策定した漁業集落活動促進計画に基づき、町と集落協定を締結した次の2つの漁業集落です。

集落名

協定参加世帯数

うち漁業世帯数

交付金額
(単位:千円)

大島漁業集落

90

90

12,240

元町漁業集落

21

21

 2,856

合計

111

111

15,096

「対象行為」

交付金の対象行為は、集落協定に基づいて行われる漁業再生活動です。

「事業期間」

平成27年度から31年度までの5ヵ年間です。

「取組内容」

平成28年度は次のとおりに取組を実施しました。

(1)漁業の再生に関する事項

集落名

取組内容

実施回数

大島漁業集落

操業ルールの徹底により漁場利用の統一化を図り、漁業の再生を図る。

元町漁業集落

 

(2)漁場の生産力の向上に係る取組

集落名

項目

取組内容

大島漁業集落

漁場の管理・改善

磯刈りによる藻場の管理

磯焼け防止及び資源確保のため、集落内4地区で磯刈りを実施。内2か所では更に石灰磯刈りも行い、海藻や貝が付着しやすくしました。

元町漁業集落

漁場監視夏季期間中の禁漁区域での密漁防止のため、禁漁区の線引きを示すブイを6箇所に設置し、漁場監視を行いました。これにより、密漁の阻止だけではなく、遊泳者を含めた住民等の禁漁区に対する認識を高めました。

漁場の管理・改善

藻場の管理改善

海底の泥の中に魚礁が埋まってしまい、海藻等が付着しにくい状況のため、埋まった魚礁をひっくり返して(盤起こし)、海藻や貝を付着しやすくしました。

 

磯刈りによる藻場の管理漁場監視藻場の管理改善
磯刈り漁場の監視藻場の管理改善

 

(3)漁業の再生に関する実践的な取組

集落名

項目

取組内容

大島漁業集落

低・未利用資源の活用

高付加価値化

販路拡大等

定置網で漁獲されるサバ等を加工・製品化を行い、島内外での消費、販路拡大を図りました。特に卸会社への訪問をきっかけに、島外の学校給食での取組が始まり、今後の販路拡大に良い環境を与えました。また、都内飲食店で大島産食材のみの特別メニューが採用され、当集落の加工品が使われました。島内では加工品の販売と、その加工品を材料とした定食等を提供する食堂の運営により、徐々に島内での周知が進みました。

元町漁業集落

魚礁の選定(人工魚礁の設置)新たな漁場となりそうな場所に、試験的に人工魚礁を設置し、水産資源の減少を防ぎました。
 
低・未利用資源の活用等魚礁の選定(人工魚礁の設置)
低・未利用資源の活用等魚礁の選定(人工魚礁の設置)